バージョン2.0の絵柄。実際にSNS用のアイコンとしては使わないけれど、アワユキコンからの派生なのでそう呼んでいるやつ。しかもこのえびフライバージョンは、出したのは今日が初めてだと思う。

この系統は、もともとは屋号サイト（cotoriya.jp）でテキストコンテンツの補助として使うべく、主張しすぎないように線幅や色を抑えてブラッシュアップしたものだった。あと、きっちり揃った素体でたくさんのバリエーションを作って並べたり、ぱらぱらと切り替えてみたかった。少し懐かしいところでいえばグルビのチャッピーとか、野田凪さんのHanpandaみたいな、そういうやつ。そんな気分ではじめにきっちりと素体を作ったし、何より全身があるので、デフォルトのアワユキコン以上に着せ替え人形っぽさがあって、楽しい。

それと結果的に、主張しすぎないのがかなり使いやすくて、2013年はかなり助かった。名刺とか、あとは特にスライドで。まぁ本当のところは…ストックフォトをおしゃれにあしらうことや、かっこよくキャッチーなタイポグラフィを作ることから逃避した、苦し紛れの登場だったけど…(´ω`;U)

最初から目立たないようにと作ったので当たり前のことなのだけれど、アイコン用の絵柄とは完全に棲み分けができたなぁと思った。アイコンのものは小サイズにした時の視認性がかなり優先されていて、線や色が強いし、手描きらしさを残すように線のゆるさをあえて残してある。逆にこのバージョンは、そういった部分を排除してほどよく控えめでいてくれるので。これもやっぱり苦し紛れながらスライドや何やかやで使ったことで得られた実感なのだ。それと、そういう実感を得られるのだから アウトプットするというのはよいことなのだなぁと、二次的に生まれた所感もある。

ところでこのえびフライ、ほんとうは新しい名刺のために描き貯めてあったのだった。MOOで50枚全部違う絵柄のカードを作れるので、このバージョン2.0でやろうと思って。でも50パターン揃える前にすっかり頓挫している。2014年はなんとか完成したい、とは、思っている…。