青色申告デビューへの道 0

2月です。ついにあの時がやってきました。

確定申告の季節です!

実はあわゆきは、今年初めて所得税の青色申告デビューをします。
...が、昨年の初めにとりあえずは個人事業主として開業し、青色申告の承認申請手続きだけはしておいたものの、実は青色申告がどういうものかさっぱり分かっていませんでした。「弥生のソフトでも買って、出たお金と入ったお金を入れていけばちょちょっと出来ちゃうんでしょ」程度に思っていましたが、いざ箱を開けてみたらわからない言葉だらけでちんぷんかんぷん...(・ω・)。ちょっと甘かったみたいです...ちょっと泣きました。猛省しました。

しかししょぼくれていても申告書類は出来上がらない、心を入れ替えて、勉強してみることにしました。
そしてせっかくなので、これから青色申告に向けて、自分が勉強したこと・つまづいたことも合わせて記録を残すことにします。

確定申告って...何

確定申告自体は白色で経験済みなのですが、まずは全体をおさらい。そもそも確定申告って何、というところから行ってみたいと思います。

確定申告は「課税」の対象となる「所得」(課税所得)をはっきりさせる手続き

確定申告は、1年間の収入と支出を計算して、お国に報告をする手続きです。これをすることで、翌年の「所得税」「住民税」「保険税」の金額が決まるそうです。

所得税
国に払う税金。課税所得額に応じて税率が変わる(所得が少ないほど税率が低い)。
住民税
住んでいる地域に払う税金。県民税+市民税で構成されている。税率は課税所得額の多い少ないに関わらず一定。
保険税
いわゆる健康保険料にあたるもの。計算式は複雑で、その中で課税所得額も算出に使われている。

課税所得の額によって決まる上記の3つの税のうち、住民税・保険税は確定申告後に金額が決定し、(恐ろしい)通知がやってきます。
一方、所得税は確定申告の時期(2月16日3月15日)までに納税をします。

所得税の納税?!源泉徴収されていれば、基本的に既に納税済みです

たとえば、あわゆきのようにWebサイト制作などで報酬を得ている場合は、源泉徴収をされていることが多いかと思います。受注金額通りのお金がもらえるかと思いきや、振込金額がちょっと少なくて時々しんみりするアレ。あれが実は、確定申告するひとつのモチベーションにつながるステキなポテンシャルを秘めているのです。

源泉徴収
報酬を支払う側(すなわちお客さま)が、報酬のうちの一定額(10パーセント、あるいは報酬金額に応じた所定の割合)を予め天引きして、所得税として税務署に先に払っておいてくれるシステム

ここで効いてくるのが、源泉徴収として先に引かれているのが「報酬」のうちの一定額というところです。

所得税、むしろ払いすぎてる...?

所得税は「課税所得」に対して決まります。
報酬が、丸ごと課税所得になることはまずないでしょう。打ち合わせのための交通費や通信費、資料の購入やプリントアウトなど、諸々の経費を差し引いて、ようやく自分の手元に残る利益になるわけです。そして、確定申告ではこの他にも諸々の控除も差し引いて、ようやく課税の対象になる所得として計算されるのです。

じゃあ所得税を払いすぎていた場合はどうなるの?
それはもちろん、返ってきます!

戻ってくるだけ。でもなんだかうれしい。

フリーランスともなると、ボーナスなんてもちろん貰えないわけで。報酬以外のお金が思いがけず入ってくるなんて、考えるだけでも少し幸せになれませんか? そうは言っても実はもともとの自分のお金だったものが手元に戻ってくるだけだけど、何もしなければ戻ってこないんだから、これはちょっとしたごほうび!
こんなささやかな喜びがあると、確定申告がんばっちゃおうかな...という気にもなれるんじゃないでしょうか。

その後に降ってくる住民税と保険税は哀しいけど

しかしまぁ、プチボーナス気分もつかの間、その後しばらくしてやってくる住民税と保険税は、こわいですw
しかし、財源なしに国が成り立つわけないですから、ここはフリーランスとして独立・自立したオトナとしては、「わしが国を支えている(`・ω・´)」くらいのドヤ顔つきで、腹をくくりましょう。

ただし、無駄に多く払う必要は微塵もないわけです。
使った経費をきちんと洗い出して差し引いて、制度として準備されている控除はとことん使って、課税所得額を抑えること。きちんと準備すればするだけ、節税することが可能です。
やりようによっては(あるいは事業の動向によっては)課税所得を0に落とし込むことも不可能ではないらしいです。まあ過度な節税もやりすぎると厄介そうなので、あくまで正直ベースで行っとくのがいいんじゃないかと思いますが...。

得する制度のひとつとして捉える、青色申告

青色白色の違いはまた改めてきちんと説明を書いてみるとして、制度として準備されている控除の中に「青色申告特別控除」があるということだけ触れておきます。
確定申告の方式を青色申告にすることで、65万円分が非課税分として控除されます。つまり、何も買わなくても65万円分を経費として自動的に計上されるということ。この他にもいくつかの特典があるのが青色申告です。申告のための手間が少しかかりますが、65万円なら自分で少しがんばっても余りあるメリットではないでしょうか。

そしてこのメリットへの気づきこそがプロローグ、はじめての青色申告に向けてのスタートです。

次回へ続くよ!

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アバウト ひきだし

日々のお仕事で覚えたことやら勉強したことやらをきちんとためていく(ことができたらいいなと願う)ブログです。

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